太陽光パネルからの高温温水の保温と板金について

シンセイ工業の勝間です。

本日は施工実績と、高温温水の保温とラッキングについて解説していきます。

目次

高温温水の条件と施工する材料

最初に太陽光パネルから温水タンクに行く時の温度は120℃。

施工した材料は施工要領書に従いました。

材料

・グラスウール30mm(スリーパー合わせ)

・ポリテープ

・ガルバリウム

・ワンタッチチューブ10mm(温水用)

本来グラスウールはパイプサイズで厚みが変わりますが、バンドのスリーパーのサイズが30mmだったので、30mmに統一しました。

仕様書よりグレードが少し上がりましたが、良いものを作るためには惜しみません。

ところで、ワンタッチチューブは水用と、お湯用があるのをご存じでしょうか?

水用のチューブの対応温度は80℃までですが、お湯用は120℃まで対応可能ですので、お湯用のチューブで施工しています。

高温温水の施工と解説

実際に画像を見ながら解説していきます。

枝のサイズは20Aと15Aで、一番上にはエア抜きが付きますが短管を入れてもらえるとラッキングが凄いしやすいので、できれば入れてほしいですね。

逆側の画像です。

施工途中ですが、板金の際にサイズがわからなくなることがよくあるので、弊社では保温材にサイズを書いてわかりやすくして施工不良が起きないように気を付けています。

バンドや、架台部分は水が入らないよう特に気を付けてポリを巻いています。

あとで紹介しますが、パネルとパネルの間にも砲金のニップルみたいなのがあるのですが、それをワンタッチチューブで施工しました。

お湯用ワンタッチチューブ

高温温水のラッキング

次は完成形です。

何枚か画像を載せます。

エア抜き部分に短管を入れてもらえれば、エア抜きが壊れて交換する際にも保温屋いらずでメンテナンスできるように施工できます。

カッコいい

上の写真でパネルの間がチューブで保温されているのがわかりますでしょうか?

ここで使用しています。

理由としては、クリアランスがないためコーキングがぬりにくいので、雨に濡れる可能性があったからです。

純正っぽく見える

以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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